学生生活
2022年度の卒業記念品「平川恒太さんの絵画作品」を紹介します
2024-10-31
カテゴリ:学生生活
川口短期大学では、毎年3月の学位記授与式の時に、卒業生の皆さんから卒業記念品をいただきます。
昨年(2023年)の3月、第35回卒業生の皆さんからいただいたのは、アーティストの平川恒太さんによる絵画作品『どこから来たか、どこへ行く‐訪問者(大台ヶ原)』でした。
2階廊下の突き当たりに展示されており、在学生や教職員からも
「きれいな絵!」
「この廊下が明るくなった」
「1枚の絵でこんなに周りの空気が変わるなんて不思議だ」
など、とても好評です。
平川恒太さんの主な個展として、 2022年の「Cemetery 祈りのケイショウ 」(高知県立美術館) 、「光と陰のアンソロジー」(つなぎ美術館)、 2021年の「Talk to the silence」(カスヤの森現代美術館) などが、グループ展には、 2020年の「さいたま国際芸術祭 2020」、2018年の「カタストロフと美術のちから」(森美術館)などがあります。
2022年には、インドネシア・バリ島 KuraKura Bali で開催されたG20サミットの関連展示「Constellations: Global Reflections」に日本代表として選出され、パブリックアート(ランタンの作品)が展示されました。 G20各加盟国から1名のアーティストが招待された本展は、第一線で活躍する現代アーティストとしてアメリカ代表のキキ・スミス、ドイツ代表のトーマス・ルフなど錚々たる顔ぶれが揃うなか、平川恒太さんは最年少で日本代表となるなど、注目の若手作家です。
なお、平川恒太さんが参加している「Fukuzawa Re:birth 福沢一郎×平川恒太・ユアサエボシ・江上越」展が、群馬の富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館で10月28日まで開かれていました。広い空間に質の高い作品が並んでしました。