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きめ細やかな実習教育

課題を明確にして実習に臨み、保育士・幼稚園教諭に準ずる立場で実践を学びます。

事前指導
実習で具体的にどのようなことを学ぶのか、また日誌の書き方など細かく丁寧に指導します。
実習中
専任の先生方が実習巡回します。悩んでいることをその場で解決しながら、実習期間を有意義に過ごします。
事後指導
実習を振り返り、反省点や改善できる点を自分で考え、次に活かせるように先生と一緒に考えます。

たとえば・・・
教育実習 Ⅰ(幼稚園:2週間)
幼稚園で子どもたちと生活を共にし、幼児の発達や、子どもたちを支える幼稚園教諭の役割や仕事内容を具体的に学びます。また、子どもたちの前に立ち、自己紹介や手遊び、絵本の読み聞かせなどに挑戦します。
●voice
初めて「先生」と呼ばれ、とても嬉しかったです。手作り教材を使うなど、自分なりに子どもたちとの距離を縮める工夫をしました。
保育実習 Ⅰ(保育所:12日間)
保育所での生活を体験し、保育所の役割や機能を理解します。さらに、乳幼児の心身の発達を理解するとともに、「子どもにとって最善の利益」とは何かを学びます。
●voice
活発に動く赤ちゃんのオムツ替えや着替えを実体験しました。頭で考えるだけでなく、実際の赤ちゃんに接することで、乳幼児への愛情が深まりました。
実習初日は手作りの「おなまええほん」で自己紹介!

卒業前の総仕上げ

就職活動が本格化。実際に現場で働くことをイメージし今までの学びを整理・確認します。
たとえば・・・
保育・教職実践演習」では、履修評価表(かわたんシート)を通じ、2年間の学びの整理を行い、知識・技術について習得できているか確認し、現場に出るための心構えをします。
資格取得関連科目では、小学校教育、幼稚園教育、保育所および福祉施設、それぞれ分野ごとに子ども理解、学級経営、保育内容や教科の指導法に関するグループディスカッションなどを行い、最後に発表を行い共有します。

実習体験記

「保育実習Ⅰ」体験メモ

保育者には、子どもたちを広く深く観察する目が必要だと学びました。
幼稚園の責任実習では、季節のかざりを製作。活動をスムーズに進めるには、わかりやすく説明することが大切だと学びました。また、作る速さに個人差があり、保育者には子ども一人ひとりをよく見る目と、クラス全体を広く見渡す目の両方が必要なんだと実感しました。
こども学科 2024年3月卒業生
(左上:群馬県立尾瀬高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
子どもたちを手助けするだけでなく、「できるまで見守る」ことも時には大切だと学びました。
実習で学んだのは、発達の段階に応じた声かけの大切さ。
紙芝居を読む時も、年齢に合わせた伝え方を工夫しました。5歳児クラスの子どもたちは、主体的に遊びを展開し、トラブルが起きた際も自分たちで解決していました。
その姿を見て、見守ることも保育者の大切な役割なんだと実感しました。
こども学科 2023年3月卒業生
(東京成徳大学深谷高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
少しでも出来たら「褒め言葉」!月齢や年齢で声かけを変えるのも大切。
一緒に遊ぶ中で、楽しいという感情の共有とともに、子どもの性格や状態を観察できると気付きました。
子どもの意欲を伸ばす声かけはとても大切。子どもの発想はとても豊かで、ペープサート※の部分実習でクイズをすると、みんなが意欲的に答えていて、いっぱい褒めました!

※ペープサートは日本で生まれた、「ウチワ型紙人形劇」です。
こども学科 2022年3月卒業生
(福島県立会津学鳳高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
保育者には観察力が必要だと学びました
保育実習では、例えば食べるのが早い子には「よくカミカミしてね」と声をかけるなど、一人ひとりをよく観察することが大切だとわかりました。
造形やピアノなど授業で学んだことが実習先でも役立ったので、自信につながりました。
こども学科 2020年3月卒業生
(埼玉県立北本高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール

「教育実習Ⅱ」体験メモ

「わかった!」の瞬間の嬉しさを身に染みて体感できました。
小学校の実習では一日担任として、国語・算数・音楽・道徳・体育の授業を担当しました。一人の先生として子どもたちと一つひとつの課題に向き合い、子どもたちが主体的に考えるような授業展開を工夫することで、「わかった!」を引き出すことができ、本当に嬉しかったです!
こども学科 2024年3月卒業生
(福井県立丸岡高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
子どもたちと一緒に楽しむ時と、先生として話をする時のメリハリを意識しました。
教育実習Ⅱでは4歳児クラスを担当。子どもたちは思っていた以上に大人で、遊びの中で起こったトラブルを自分たちで解決していたのが印象的でした。責任実習では、手裏剣やお面を手作りして「忍者ごっこ」をしました。遊んでいる時はこちらの声がなかなか届かないので、話を聞いてほしい時は一旦座ってもらうなど、メリハリをつけることが大切だとわかりました。
こども学科 2023年3月卒業生
(左:福島県立磐城農業高等学校 出身)
(右:栃木県立黒磯高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
子どもたちと同じ立場に立つことで、一人ひとりの行動や心理に深い理解が生まれました。
教育実習Ⅱでは、朝の会から降園まで1つのクラスを担当。責任が一層大きくなりますが、園児への声かけや先生との連携をより大事にすることができました。
実習中で印象に残っているのは、裸足保育。子どもたちと一緒に遊んだことで、行動を理解したり、気持ちを共有することができ、貴重な経験でした。
こども学科 2022年3月卒業生
(山村学園高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
成長していく力をつける、その補助輪が先生なんだと感じました。
幼稚園実習では、子どもたちに“できた状態”ではなく、自分で“できる状態”を渡す大切さを学びました。
そこで味わう達成感が、彼らの成長につながっていくからです。
10日間という実習期間でしたが、授業での発表経験も活き、自信をもって前に立つことができました。
こども学科 2021年3月卒業生
(埼玉県立越谷東高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール
実習で学んだ、言葉かけの大切さ
年少さんクラスの責任実習では、決まったスケジュールの中で子ども一人ひとりに目を配るのがとても大変でした。以前から障がいの分野にも興味がありましたが、自閉傾向の子と接して、その思いがより強くなりました。
こども学科 2020年3月卒業生
(埼玉県立与野高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール

「保育実習Ⅲ」体験メモ

子ども一人ひとりの成長度合いやその時の状況に合わせた柔軟な対応が大切だと学びました。
私が担当した2歳児クラスでは、トイレが1人でできる子とできない子がいるなど、成長の度合いに差があったので、一人ひとりに合わせた声かけを心がけました。
責任実習では「しっぽとりゲーム」をしました。雨で外遊びから室内遊びに変更になったため、安全に遊べるようルールを考え直す必要があり、予想外の事態にも臨機応変に対応する力が必要だと学びました。
こども学科 2023年3月卒業生
(左:埼玉県立三郷北高等学校 出身)
(右:埼玉県立鷲宮高等学校 出身)
実習中のある1日のスケジュール

実習の様子「実習便り」

~イラストと言葉で実習の様子を分かりやすく伝えます~

最初の幼稚園実習(1年生・11月)

後輩に実習の様子をつかんでもらうために作成しています。
これを読めば心の準備をして初めての実習に臨めます。
Y.S.さん 2年生
Y.S.さん 2年生
O.T.さん 2年生

2回目の幼稚園・責任実習(2年生・6月)

2回目の幼稚園実習では、責任実習があります。
実習便りを読めば、同じ園に行っている先輩が、何をどのように行ったかが分かります。
M.M.さん 2022年3月卒業
A.Y.さん 2022年3月卒業
M.O.さん 2022年3月卒業
Y.S.さん 2021年3月卒業
S.I.さん 2021年3月卒業
S.S.さん 2020年3月卒業
J.S.さん 2020年3月卒業





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