ビジネス実務学科8つの特色と取り組み
①多様な就職・進学に対応したモデルの提示

②出席状況の情報共有と早期ケア
出席率の低い受講生の情報を専任教員間で共有し、可能な限り早急に対応するようにしています。ゼミのチューター(担当教員)が中心となって、学生の健康状態や人間関係の悩み、ストレスの原因などについて聞き、関係部署との連携をとりながら学生の異変に早期に対策を講じることのできる体制が整っています。
③少人数ゼミによるきめ細やかな指導
本学の学内イベントはおもにゼミ単位で行動することが少なくありません。ゼミは、おもに連絡事項を通達する高校生までのいわゆるホームルームのような役割と、各専門分野のエキスパートである教員による最新の専門知識の提供や、関連分野への就職を含めたより詳細な専門知識の取得のための指導を行なう役割をもっています。

また座学だけでなく、各ゼミの特徴を生かした野外活動についても充実しており、ゼミ合宿では北海道の旭山動物園実習や沖縄の西表島のサンゴ礁水中観察ツアー、見学会では東京証券取引所や、羽田空港のバックヤードに行くツアーなどがあります。昨年度は、特にコロナ禍で修学旅行に行くことのできなかった学生の参加が目立っていたように思います。
④エクステンションセンター利用の促進

各種資格取得や国家試験対策等を支援するための35講座から成る教育事業を展開しているのがエクステンションセンターです。
本来であれば資格取得のための専門学校に通ったり、講習を実施している関係施設に通ったりしなくてはいけませんが、本学では通常授業終了後、18時頃から当講座が開始されます。交通費や通学時間の節約にもなるうえ、8割出席すれば教材費のみで受講できるのが本学のウリです。講座の講師は資格取得のプロの講師を招いているため、資格取得の合格率が高いことが強みです。
1年生の間に必ず1講座は受講するようにと、積極的に資格を取るよう指導していることもあって、ビジネス実務学科所属の6~7割の学生が受講しています。
昨年度は人気が集中して募集人数を超えた「宅建取引」「調剤薬局事務」「MOSエキスパート」「MOSスペシャリスト」などについては、急遽講座を追加し、常に受講生のやる気に応える対応を心がけています。
本来であれば資格取得のための専門学校に通ったり、講習を実施している関係施設に通ったりしなくてはいけませんが、本学では通常授業終了後、18時頃から当講座が開始されます。交通費や通学時間の節約にもなるうえ、8割出席すれば教材費のみで受講できるのが本学のウリです。講座の講師は資格取得のプロの講師を招いているため、資格取得の合格率が高いことが強みです。
1年生の間に必ず1講座は受講するようにと、積極的に資格を取るよう指導していることもあって、ビジネス実務学科所属の6~7割の学生が受講しています。
昨年度は人気が集中して募集人数を超えた「宅建取引」「調剤薬局事務」「MOSエキスパート」「MOSスペシャリスト」などについては、急遽講座を追加し、常に受講生のやる気に応える対応を心がけています。
⑤コロナ感染対策と対面授業の両立
コロナ禍で多くの大学が休講措置をとっているなか、本学は少人数制講義の強みを活かして、教室の大小に応じて密にならないように人数調整し、いち早く対面講義を行ないました。
新型コロナ感染対策としての休講措置は2020年度4~6月の2カ月程度実施しましたが、その後は前述の対策に加え、受講者を2クラスに分けて対面とリモートを交互(片方のクラスが対面授業の場合、もう片方はリモート授業を同時)に行なうことで大学に人数が集中しないように工夫をしながら授業を続けました。
2022年前期現在ではほとんどの講義が対面講義となっています。
このように様々な工夫を凝らした感染防止策の結果、学生同士の接触による感染およびクラスターは現在に至るまで発生しておりません。
新型コロナ感染対策としての休講措置は2020年度4~6月の2カ月程度実施しましたが、その後は前述の対策に加え、受講者を2クラスに分けて対面とリモートを交互(片方のクラスが対面授業の場合、もう片方はリモート授業を同時)に行なうことで大学に人数が集中しないように工夫をしながら授業を続けました。
2022年前期現在ではほとんどの講義が対面講義となっています。
このように様々な工夫を凝らした感染防止策の結果、学生同士の接触による感染およびクラスターは現在に至るまで発生しておりません。
⑥時代や状況の変化に応じた就活支援

時代の変化や状況に応じて、就活支援の内容や方法も変えていく必要があります。例えば昨年は、多様化する就職情報提供サービスの効率的な利用方法を学ぶために、ハローワーク川口から職員を派遣してもらい、「ハローワークインターネットサービス」を利用した就活セミナーを開催しました。そこではリクナビやマイナビなど誰もが利用している就職情報提供サービスとは異なるツールを使った就職情報の入手方法について学習しました。

また、近年のコロナ禍でZOOMによる面接が就活での常識となりつつあるため、一昨年度から2年生対象にZOOM講習を実施しています。さらにZOOM講習後、受講しなかった学生+再度受講希望の学生を対象に追加講習を行ないました。追加講習を実施しなければ、対象学生はおそらくZOOMを使うのが億劫になって、就活初動の出遅れにつながる可能性が高いと考えられたため、緊急対策として早急に追加講習を行ないました。
以上のような工夫を凝らした様々な就職支援の結果、昨年度のビジネス実務学科の就職率は97.1%となっています。
以上のような工夫を凝らした様々な就職支援の結果、昨年度のビジネス実務学科の就職率は97.1%となっています。
⑦充実した初年度教育
本学の初年度教育は「文章作成能力」と「数学の基礎力」養成に重点をおいています。初年度教育とは、高校生までの一方的な知識伝達型講義を聴くという受動的な学習から、書く・話す・発表するなどの能動的な学習へと切り替えるための接続的な「学び」のことをいいます。
近年の大学教育において初年度教育が特に重視されているのは、入学者の誰しもが大学での学習についていけるだろうかという不安を取り除き、さらには自ら調べ、考え、結論を出す能動的な学習を行なうための基礎学力を養う必要があるからです。
そのため、本学では、大学において必要不可欠なレポート作成能力を養うための論文作成の指導と、簿記・会計の講義や資格取得に必要となる、あるいは多くの企業の採用選考で利用されているSPI試験のために必要となる「算数・数学の振り返り」の特別講義を行なっています。前者においては、「簡易版 論文・レポートの書き方」を本学科独自で作成し、ゼミ単位でレポート作成の指導を個人単位で行ない、後者においては小学校高学年~中学校までの基礎からSPI試験に対応できる学力になるまで少人数の講義で丁寧に教えています。
近年の大学教育において初年度教育が特に重視されているのは、入学者の誰しもが大学での学習についていけるだろうかという不安を取り除き、さらには自ら調べ、考え、結論を出す能動的な学習を行なうための基礎学力を養う必要があるからです。
そのため、本学では、大学において必要不可欠なレポート作成能力を養うための論文作成の指導と、簿記・会計の講義や資格取得に必要となる、あるいは多くの企業の採用選考で利用されているSPI試験のために必要となる「算数・数学の振り返り」の特別講義を行なっています。前者においては、「簡易版 論文・レポートの書き方」を本学科独自で作成し、ゼミ単位でレポート作成の指導を個人単位で行ない、後者においては小学校高学年~中学校までの基礎からSPI試験に対応できる学力になるまで少人数の講義で丁寧に教えています。

オリジナルテキスト『論文・レポートの書き方』。本テキストのねらいは、これまで小中高校で習ったことに加えて、大学だけでなく社会人になっても使えるような文章の書き方を学ぶことにあります。
⑧コロナ禍でのイベント開催
昨年度は、新型コロナ感染拡大によって、学生生活のなかで「経験できたはずの思い出」を失った学生への救済と位置づけ、幾つかのイベントを開催しました。
学校イベントの中止や縮小が相次ぎ、とりわけ楽しみにしていた学校祭や修学旅行を経験することなく進学してきた学生に対して、本学では、大学生活のなかで、それらの欠落してしまった経験を何とか取り戻すことができないかと考え(もちろんコロナ感染対策を講じつつ、幾つかの学内イベントについては従来の方法とは異なったかたちではありますが)、昨年度のコロナ禍での開催にこぎつけました。
例えば、VRメガネを用いたバーチャルツアー(京都旅行)&京都伝統文化(組みひもづくり)体験・講演会や、ゼミ単位で大縄跳びを行ない、その記録を録画し、全校で競うタイムアタック形式のスポーツ大会、外部からの来訪者は一切入場できないかたちではありましたが大学祭を開催しました。
また、ゼミ単位ではありますが、卒業旅行の代わりとなるようなゼミ合宿を行なうなど、創意工夫を凝らしたイベントの開催は「経験できたはずの思い出」を持たない学生にとってある程度の救いにはなったのではないかと考えられます。
学校イベントの中止や縮小が相次ぎ、とりわけ楽しみにしていた学校祭や修学旅行を経験することなく進学してきた学生に対して、本学では、大学生活のなかで、それらの欠落してしまった経験を何とか取り戻すことができないかと考え(もちろんコロナ感染対策を講じつつ、幾つかの学内イベントについては従来の方法とは異なったかたちではありますが)、昨年度のコロナ禍での開催にこぎつけました。
例えば、VRメガネを用いたバーチャルツアー(京都旅行)&京都伝統文化(組みひもづくり)体験・講演会や、ゼミ単位で大縄跳びを行ない、その記録を録画し、全校で競うタイムアタック形式のスポーツ大会、外部からの来訪者は一切入場できないかたちではありましたが大学祭を開催しました。
また、ゼミ単位ではありますが、卒業旅行の代わりとなるようなゼミ合宿を行なうなど、創意工夫を凝らしたイベントの開催は「経験できたはずの思い出」を持たない学生にとってある程度の救いにはなったのではないかと考えられます。

