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こども学科小山内ゼミ活動紹介『初めての発表』
2024-04-19
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
小山内ゼミでは最終課題として運動遊びの作成と実践を行います。
それに向け、初めての運動遊びの発表を行いました。今回の発表の目的は、運動遊びの実践を行ってみることです。そのため、運動遊びの概要とシナリオを作成し、実践してみました。
1.「宝探し」
【学生感想】
・細かいところまでの対応を考えていなかったので、間ができてしまったりうまく時間を調整したりすることができませんでした。また、声かけも少なく全体的に静かな活動になってしまったので次の活動を考える時には改善していきたいです。
・自分の中では明るくやっていたと感じていましたがもっと元気にやらないとその空気感が伝わり運動遊び自体が楽しいものではなくなってしまうことがわかりました。活動している人の行動を見ながら、次こうした方が難易度は上がるのではないか?1つ加えればもっと身体を動かせるのではないか?など変えていき良いものにしていく必要があると思いました。
・時間が思ったよりも早く終わるなど、自分たちが予想していなかった事があった時に、どうやって次の活動に繋げるかとか、臨機応変に行動するのが難しいと感じました。広い環境があったので、もう少し場所を生かしながら取り組む工夫もできたら良かったなと思いました。宝探しをする時に、保育者側だけじゃなく、やりたい人に隠してもらうなど、探す時には保育者側も一緒に参加しながら楽しめたので良かったです。
 
【教員からのコメント】
宝探しの発表では、運動遊びとしてアリーナという広い空間を大きく使うことはできていました。しかし、運動の要素が少ない活動でありました。リングを一つ見つけるごとにコーンに届けるようにするなどの工夫をすることで、運動を保証する遊びにすることができたと考えられました。
2.「風船運び」
【学生感想】
・想定よりも一周する時間が早く終わってしまい手以外を使った応用したものを色々その場で考えなければいけなかった。事前に別の案を考えて準備をした方が良いなと感じました。
・想定したよりも時間が早く進んで次何しようと困ることがありました。早く終わった時、進みが思ったより遅い時にどうするのかを色々なパターンで予想し対応することが大事だと感じました。また1番は自分たちが、子どもたちが楽しいと思えるように声のトーンや話し方、声かけの仕方工夫することが大事だと感じました。
・人前で話すことにまだ緊張してしまい、他の人に説明などを任せてしまった。このような場を今後は練習として園で子どもの前にたった時にしっかりと話せるようにしていくことを課題として見つけることが出来ました。
 
【教員からのコメント】
風船運びの活動として、多くの身体的部位を利用することができたことは、子どもの身体的な気付きを促すために良い活動であると感じました。しかし、使う部位を言葉だけで示してしまうことで理解が及ばない子どもの活動を停滞させる可能性が考えられました。問いとともに演示をすることで明確な理解が進むと考えられました。
3.「追いかけ玉入れ」
【学生感想】
・ルール説明をもっと分かりやすくゆっくり伝えられたなと思いました。走りながら投げる練習をしてもよかったのかと思いました。遊びの時間も長くするか短くするか難しく、1つの遊びでも考えることが多く大変でした。他のグループの遊びをやって、もっとこうしたほうがいいと思う点もあったので意見交換をしてより良くしてもいいと考えました。
・楽しみながら体を動かせ、考えた通りに進められてよかったです。しかし、追いかけながら入れるより自分の方にかごが来た時に入れていることが多くなったことから、追いかけて入れることができるような工夫や何回か行えるくらいの時間配分にして走る役を子どもに交代しながらできたらよかったなって思いました。
 
【教員からのコメント】
追いかけ玉入れでは、投げることから練習することにより、投げることを目的にした活動であることが明確になったと思います。一方、先生が活動者により近い場所を通ることを繰り返すことにより、その機会を減らしている様子も見られました。先生の動きや子どもの動きを工夫することで、より良い遊びや違う目的での遊びにもなると考えられました。
まとめ
初めての発表は、運営することに集中するあまり、静かな展開となりました。最終発表では、楽しいと感じられる雰囲気作りも忘れずに、準備を進めていくことを期待します。
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