「保育実習指導Ⅱ」(施設)の授業で、現場職員の方から実習に向けたお話をしていただきました(こども学科 授業紹介)
2024-01-23
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
こども学科1年生は、2〜3月にかけて保育所と施設での実習を行います。
このうち、施設実習は、乳児院、児童養護施設、障害児・者関連の各種施設など児童福祉施設を中心とした社会福祉施設で12日間の実習を行います。実習指導の授業の中で、約半年かけて実習に向けた様々な準備を行っています。
1月10日の「保育実習指導Ⅱ」の授業では、NPO法人チャイボラの髙木さんをゲストにお招きし、講義をしていただきました。
児童養護施設とは?実習で気をつけることは?
児童養護施設の職員でもある髙木さんからは、「社会的養護に関するクイズ」を導入に、まず、児童養護施設での生活の様子について、映像を交えてご紹介いただきました。その上で、職員としての実習生の受け入れ経験も踏まえて、実習に向けた心構えやアドバイスをお話しいただきました。
最後に、事前に集めた質問やその場で出された質問に回答いただきましたが、学生からも教員からもたくさんの質問が出されました。
例えば、「(18歳以上の子どもも利用するようになって)年齢が近い人や年上の人にどのようにかかわったら良いか?」「子どもにとっては家庭でもあるところに実習生が入ったときに、「よそもの」のようにならないのか?」「家族のように暮らす職員には、職員自身のプライベートな時間は取れるのか?」「お小遣いやスマホの所持はどうしているのか?」など、施設での生活に関わることから実習する上での子どもとの関係づくりに関わることまで様々な質問が出され、一つ一つに丁寧に回答くださいました。