本文へ移動
「保育教職実践演習」柏市立中原小学校校長の堀内厚子先生にご講義いただきました
2023-12-25
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
こども学科の「保育・教職実践演習」では、柏市立中原小学校校長の堀内厚子先生をゲストティチャーとしてお招きして「小学校入学に向けて~困っている子が安心できるように~」というテーマでご講演をしていただきました。
 
幼稚園・保育園・こども園を卒園後に、子どもたちが小学校での生活や雰囲気になかなかなじめず、落ちつかない状態になることを「小1プロブレム」といいます。「小1プロブレム」を防ぐために、幼稚園・保育園・こども園と小学校の連結のあり方や、困っている子どもの理解・対応のポイントを特別支援教育の観点からご講演してくださいました。子どもに伝わりやすい指示の出し方、豊かなほめ方のバリエーション、環境構成の工夫など、効果的な支援・指導方法を学ぶことができました。
学生の感想
・子どものやろうとする気持ち、やろうと行動したこと、過程をほめることを心がけていきたいと思いました。子どもの心の中まで理解して寄り添える保育者になりたいです。

・実習で気になる子がいましたが、どう接すれば指示が通りやすくなるのかという課題を感じていたので、今回の講義を聞いて実習を振り返ることができました。

・実習中、子どもとに話す時に、つい「ちゃんと」という言葉を使ってしまいがちだけど、「ちゃんと」ではなく、物事を具体化して声をかけたいと思いました。

・幼稚園、保育園、こども園で育った子どもが、小学校でどう受け入れられるのかという視点がとても新鮮で勉強になりました。小1プロブレムは子どもにとってつらいものだと思うので、アプローチカリキュラムや幼保こ小連携がとても大切だと思いました。

TOPへ戻る