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秋晴れの下、サウンド・ウォークに出かけました(こども学科・宮澤ゼミ活動紹介)
2023-11-02
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
11月1日の「保育・教育学演習Ⅰ」の授業内で、宮澤ゼミ(音楽教育学)では課外活動として身の回りの様々な音を聴きながら地域を歩く「サウンド・ウォーク」を実施しました。歩いたルートは、東浦和駅から見沼通船堀公園を通り、川口短期大学まで、普通に歩くと20分程度の道のりを、様々な発見を楽しみながら1時間半かけて歩きました。

子どもは、自然の中にある様々な音や形、色や手触り、動きなどに気付き、その不思議さや面白さ、美しさなどに心を動かされる体験を積み重ねます。保育者を目指す学生自身も、子どもの目線から周囲の環境に能動的に関わり、音を始めとする対象に心を動かされたり、イメージを広げたりする経験をすることで、保育者としての豊かな感性を養います。
公園に伐採された一本の長い竹があり、学生は各々落ちていた木の枝で竹を叩き始めました。「叩く場所によって音が違う」「根元の方が低い音になる」と気付きます。拾った木の枝がぞうの鼻のように曲がっていたため《ぞうさん》を歌おう、ということになり、即興で竹を木の棒で叩きながら歌とリズムの音楽あそびをしました。

風が木の葉を揺らす音にじっと聴き入ります。竹林を歩いた際、風が吹いて笹の葉の擦れる音が辺りに響きました。「さっき聴いた音と違う」と気付き、一人の学生がその音を「優しい」と言いました。

その他にも、一番真っ赤な葉っぱを探したり、アメンボの動きをじっと見たり、竹の数を数えたり、栗を拾ったり、もぐらの穴を探したり…。川口短期大学の近くではサギが飛んできて目の前の用水路に降り立ちました。学生たちは「たくさん発見があった」と笑顔で話してくれました。
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