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一色ゼミ学外研修として西武園ゆうえんちを訪問しました
2026-05-12
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
 2026年5月9日(土)、こども学科 一色ゼミの学外研修として西武園ゆうえんちを訪問しました。

 一色ゼミでは、「心理学を学ぶことができる施設」をテーマとして、学生一人ひとりが施設について調査・発表を行っています。そして、プレゼンテーションの結果、最も支持を集めた施設を学外研修先として訪問しています。現在の2年生(25C生)では、投票の結果、西武園ゆうえんちが訪問先に決定しました。
以下、学生の感想を一部抜粋してご紹介します。
 
・Aさん
 「ゴジラ・ザ・ライド」を体験し、心理学が人の感情や行動に大きな影響を与えていることを実感しました。特に印象的だったのは、映像・振動・音響・座席の動きが組み合わさることで、本当に自分がその場にいるかのような臨場感が生み出されていた点です。また、大きな音や急激な動きによって恐怖感が高まり、周囲の人の悲鳴や反応によってさらに感情が増幅されていました。
 教育の場でも、子どもたちは周囲の感情や雰囲気から大きな影響を受けます。そのため、教師が安心感や楽しさを表現することで、子どもの意欲や感情を前向きにできると感じました。また、学習内容も映像や音、身体感覚を組み合わせることで、より印象に残りやすくなると考えました。
 
・Bさん
 夕日の丘商店街を歩いて最も印象的だったのは、街並み全体が昭和の雰囲気で統一されており、懐かしく温かい気持ちになったことです。看板の色使いや建物のデザイン、少し古びたポスターなどが細かく再現されていましたが、特に暖色系の色合いは安心感や親しみやすさを与え、人との距離を縮める効果があると言われていることを実感しました。また、昭和を知らない世代であっても、「どこか懐かしい」と感じる空間づくりがされていた点も興味深く、人が過去を理想化して捉えるノスタルジーの心理を活用しているのだと思いました。
 教育現場でも、教室環境や掲示物の色、使い方によって子どもの安心感や集中力が変化すると考えられます。例えば、落ち着いた色合いや温かみのある掲示は、子どもが安心して過ごせる環境づくりにつながると感じました。
 
・Cさん
 没入型ドラマティックレストランでは、参加者自身がその世界観に入り込み、登場人物と関わりながら物語が進んでいく点が、非常に印象深い貴重な経験になりました。単に見るだけではなく、自分もその世界の一員になったように感じられ、「ここからどうなるんだろう」「もしかしてこうなのではないか」という気持ちが自然に生まれていました。これは心理学における当事者意識の効果が活用されていると考えました。また、登場人物の表情や話し方によって感情移入しやすくなり、ドキドキ感が癖になる感覚でした。そして、自分から考えたり推理したりする活動が含まれていたため、受け身ではなく主体的に参加できた点もとても印象的でした。 
 保育の場でも、子どもが「自分ごと」として活動に参加できるかどうかが大事になってくると思うので、ただ指示を出したり、保育者がなんでも決める活動をしたりするのではなく、体験活動を取り入れることで、子どもの主体性を高めることができると考えました。今回の体験を通して、相手を物語の中に巻き込む工夫の大切さ、実際に目で見て耳で聴き、その空間を味わうことの楽しさを学ぶことができました。 
 
・Dさん
 夕日の丘商店街では、街並みだけでなく、流れている音楽や店員の呼び込みの声など、聴覚的な演出も非常に印象的でした。特に昔風の音楽を聞くことで、懐かしさや落ち着きを感じやすくなるのは、音楽による感情喚起の働きによるものではないかと考えました。また、人は静かすぎる空間よりも、適度な生活音がある空間の方が安心しやすい場合があることも学びました。商店街の音には、人の存在を感じさせる効果があり、「自分は一人ではない」という感覚につながっていたように思います。
 教育の場でも、音環境は非常に重要だと思います。教師の声のトーンや教室のBGM、生活音のあり方によって、子どもの気持ちや集中力は大きく変わります。例えば、活動の切り替え時に流す音楽が子どもたちの情緒を安定させたり、適度な賑やかさが「他者とのつながり」を感じさせ、心理的安全性を高めたりすることもあるかもしれません。安心できる音環境を整えることで、子どもが落ち着いて活動できる空間づくりをつくりたいと思います。 
 
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