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川口市内の保育園にてミニコンサートを開催しました!
2025-06-04
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
川口市内の保育園にてミニコンサートを開催しました!
実施日 2025年5月28日(水)
川口短期大学では、学生のキャリア教育のため、多くの職場を知る機会を校外学習にて行っています。

今年度も、こども学科 宮澤ゼミの2年生が「アスク東川口保育園(株式会社 日本保育サービス)」様にご協力いただき、こども学科の演習科目「保育・教育学演習Ⅱ」の学外活動としてミニコンサートを実施しました。

音楽表現を探究する宮澤ゼミでは、音や音楽に対する感性や表現力を高め、子どもが楽しめる音楽活動の実践力を養うことを目指し、歌唱や合奏、音作品づくりなど様々な音楽活動に取り組んでいます。

歌うことや仲間と演奏することが大好きな2年生のゼミ生5名が、保育現場でのミニコンサートの開催にあたり、「子どもが歌声や楽器の音色、様々な音楽に興味をもって鑑賞できるコンサートにしたい」「子どもが友達や園の先生といっしょに歌うことや身体表現を楽しめるコンサートにしたい」という思いを形にするため、アイデアを出し合って試行錯誤しながら曲目や全体の構成をつくりあげました。
練習では、「どのようにすれば歌声や楽器の音色の特徴や良さを子どもに伝えられるのか」「子どもの歌う楽しさを引き出すためには自分自身がどのように演奏したらよいのか」など、悩みながらも課題に対して意欲的に取り組む姿が見られました。このように「子どもの前に立つことの重み」を感じながらコンサートに向けて取り組むプロセスは、学生を大きく成長させます。

当日は、2~5歳児クラスの園児さんと保育参観中の保護者の方、園の先生方を前に、練習を重ねた司会進行や演奏発表を落ち着いて行うことができ、全員が笑顔でコンサートを終えることができました。たくさんの拍手に包まれ、学生にとって忘れられない一日となりました。

本学の教育活動にご協力をいただいた保育園の先生方に心より感謝申し上げます。
学生のコメント
  • 練習では何度かリハーサルを行い、その中で改善点に気づくことができてよかったです。しかし、子どもの前でやるとどのような反応が返ってくるのか予測できず、練習には苦戦しました。本番では、直前までとても緊張しましたが、子どもを前にすると、子どもの元気さや楽しそうに参加している姿を見て、楽しくコンサートをすることができました。

  • 練習では、子どもたちにどんなことを伝えたいのかを意識して意見を出し合えたのが良かったと思います。本番では、少し緊張したけれど子どもたちと一緒に楽しむことができました。楽しむことができたのもきちんと練習をしていたからだと思い、改めて練習を積み重ねていくことの大切さを感じました。

  • コンサートに向けた練習では、その日何を練習するのかをみんなで決め、1つ1つの曲をバランスよく練習することができたと思います。本番では、中盤になってくると音楽に合わせて手拍子をする子どもや歌を一緒に歌う子どもが出てきて、音楽を通して短い時間の中でも距離を縮めることができたように感じました。

  • 子どもの前でピアノを弾くと思うと緊張してしまい、練習では間違えると焦って止まってしまうことが多くありましたが、何度も練習して、コンサートではなんとかやりきることができました。一緒に元気よく歌っている子どもを見て、たくさん練習して良かったと感じました。来週から始まる教育実習に向けて、次の自信にも繋がりました。

  • とても緊張しましたが、子どもがコンサートを楽しんでくれたことが嬉しかったです。自分自身もとても楽しかったので良い思い出になりました。コンサートに向けた取り組みでは、コンサートの考案や活動計画案の作成、発表の流れなど、すべて自分たちで作り上げて練習をし、いろいろな場面で力をつける事ができました。


【担当:こども学科専任講師 宮澤多英子
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