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「児童館まつり」にボランティアとして参加しました(こども学科)
2024-08-20
カテゴリ:活動の紹介-こども学科
2024年7月21日、川口市戸塚児童センターあすぱるで「サマーフェスティバル」(児童館まつり)が行われました。おまつりには、こども学科2年生の学生4名が、ボランティアとして参加させていただきました。
大盛況の夏まつりの様子(学生によるレポート)
おまつりでは、実行委員の子どもたちが中心となって運営を行なっていました。職員やボランティアの方はあくまでサポートとして、子どもがイメージを広げ、自発的に考えて動くための援助をしていました。おまつりには子どもたちが考えたお店がたくさんあり、参加者はとても多く、広い遊戯室がいっぱいになり入りきれないほどでした。主に小学生が多かったですが、1〜5歳程の乳幼児を連れた親子も多く、輪投げやヨーヨー釣りなどのお店には、小学生以上と以下で難易度がつけてあり、それらも実行委員の子どもたちが考えたと思われ、さまざまな方が利用する児童館ならではの様子だと感じました。
ボランティアを通して感じたこと・学んだこと
「児童館が、家庭・学校以外の子どもの居場所として機能していることを改めて学びました。大人が手伝いながらではありますが、運営として、責任感を持ち、お店をしたり、おまつり本番以前にもきっとたくさんの時間を準備に使ってきたと思います。そうして迎えた本番での子どもたちは本当に生き生きとしていて心から楽しそうでした。また、それは参加した子どもたちも同様で、普段からよく会う友達やそうでない地域の人たちとの交流の場として、児童館の役割やそこで働く職員の意義を学ぶことができました。」
 
「今回私は、わなげエリアのお手伝いをさせてもらいました。私が行なったのは、景品を渡す役でした。お客さんとして乳児さんから中学生までたくさん来ている中で多くの子どもたちとコミュニケーションを取ることができました。自ら進んで、「わなげ何個入ったの?」などと質問をしたり「すごいね」「よかったね」などと声をかけてコミュニケーションを深めることができました。子どもたち同士もたくさん交流を深めている姿が見られました。今回のボランティアを通して、児童館が地域の子どもたちや地域の人たちの一つの交流の場になっているということを学びました。」
 
「私は駄菓子屋さんを担当したのだが、実行委員会もやっている6年生の女の子と一緒だった。その子はとてもしっかりしていて、同じ駄菓子屋さんを行う3年生の子どもたちに積極的に声を掛けたり、テキパキとお金を渡したりしていた。職員は、子どもの様子を見ながら名前を呼びながら「大丈夫?」と声を掛けたり、「駄菓子屋さんどうですか」と呼びかけをしていた。子ども同士で協力してお店を回したり、上級生の子どもが下級生の子どもたちを見て声を掛けたり助けたりと子ども同士のコミュニケーションが深められると思った。職員は子どもたちを見守りながら助けるべき時に声を掛けて、子どもの主体性を尊重しながら動くことが大切だと学んだ。親子でも楽しく過ごせる場だなととても思った。」
子どもたちの姿に刺激を受けるとともに、子どもから大人までが集い交わる場としての児童館を実感できる一日だったようです。ボランティアの機会を与えてくださった、戸塚児童センターの皆様に心より感謝申し上げます。
 
  • 写真は、川口市立戸塚児童センターあすぱる様に許諾を得て、公式Instagramより写真を転載させていただきました。
 
 
 こども学科 准教授 佐藤晃子
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